スーツについて
スーツは少なくともジャケットとズボンからなっていて、同じ生地から作られています。ラウンジスーツと呼ばれる西洋のスーツは、英国がその発祥といわれています。また、ディナースーツと呼ばれるものもあります。下記はラウンジスーツについてです。 スーツは、デザイン、カット、生地、2ピースか3ピースか、シングルかダブルか、などの要素によって、様々な種類を持っています。カラーシャツにネクタイをするというのが、スーツ着用時の常識という風に伝統的に考えられてきました。1960年代ごろまでは、外ではハットの着用も基本として考えられていました。2ピースではジャケットとズボン、3ピースではウエストコート(ベスト)をそれにプラス、さらにピースが多い場合にはフラットキャップ(ハンチング帽)などを着用することもあったといいます。 当初は、クライアントから指定を受けた生地でオーダーメイドで仕立てることが一般的でした。身体の測定からスタイルや好みまで、すべてを反映するのがスーツでした。しかし、産業革命以降、大量生産ができるようになり、それにともなって既成製品が大量に出回るようになりました。現在では大きくわけて三つの方法でスーツが生産されています。まず一つ目は完全オーダーメイドで、自由な生地を選択したり、サイズもクライアントに合わせて作られたりと、クライアントだけのためのスーツを作り上げるものです。これによって、着心地は自分にあった最高のものが得られますし、自分の好みをしっかりと反映することができますが、コストはかなり高くなります。